清蔵寺だより47

早いもので今年もあとわずかになりました。
皆様今年一年いかがだったでしょうか?
一年を振り返り皆様が、より良い来年に
していただければ幸いです。

清蔵寺におかれましては、今年も誠に残念ながら、多くの檀信徒様が亡くなられ、葬儀導師を、お勤めして送らせていただきました。
御遺族の方のお話を伺いますと、故人それぞれに出会いがあり、喜びがあり、苦しみがあり、語りつくせない深い人生があります。
そうした故人のご冥福、そして残される遺族、参列者の悲しみの救いとなるような葬儀
法事を勤めていける僧侶でありたいとしみじみ感じています。

さて、最近テレビなどで、平成最後のお正月という言葉がよく聞かれるようになりました。来年途中から天皇陛下のご退位により新元号に変わるそうです。しかし、よく考えてみれば、元号にかかわらず、その正月は一年に一度、一生に一度しかなく、毎年やってくる正月も同じ正月ではありません。平成最後のと使わずとも、一年一年一日一日は常に最後であるのです。そして人は刻一刻と死へと
向かい近づきます。いざ死に直面した時に
決して悔いのないように、心を整えて、落ち着いて静かで充実した一日一日そして一年一年を過ごしていきたい、過ごしていっていただきたいと思うのです。

さて、熊野川町小口清蔵寺におきましてもそうした一年のはじまりの想いを込めまして平成最後のお正月法要を執り行います。

だからこそ皆様多くの方にお参りをしていだだきたく思うのです。

正月大般若法要 数珠まわし祈祷
平成31年1月4日 1時から
清蔵寺本堂にて


平成30年12月10日 檀信徒様に向けて配送しました。
見事な永代供養の樹木葬墓が完成間近です。

霊宝山 清蔵寺

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